CoderDojo西宮と梅田の2カ所の主宰をしている細谷です。
この記事は、Scratch Advent Calendar 2015 3日目の記事です。
他のScratch Advent Calendarの記事も是非見てくださいね!
CoderDojo梅田は2014年1月からはじめたので来月で丸2年になります。
最初は6名くらいの参加だった子ども達は今では40名ほど集まるようになりました。(会場の定員で15名前後しか参加できてませんが・・・)
CoderDojoに来る子ども達のほとんどはScratchをしています。7割のくらいでしょうか。あと2割はArduino、あと1割はHTMLやJavaScriptです。
今回はCoderDojo梅田の子ども達とメンターの作品をまとめているScratchのスタジオ機能の紹介とScratchの作品を1つ紹介します。
スタジオ機能
Scratchにはみんなの作った作品をまとめておけるスタジオという機能があります。
スタジオは誰でも作品を登録できる設定にできたり、キュレーターとして登録されたユーザーのみ作品を登録する設定にできたりします。
「Allow anyone to add projects」 にチェックを入れると誰でもスタジオに作品を登録することができます。
スタジオへの登録方法はOtOMOのqramojoさんがYouTubeで公開されていました。
CoderDojo梅田では、子ども達(メンターも)が作った作品をCoderDojo Umeda Studioにまとめています。
※ 周知をしっかりしてないので、全員の子ども達の作品があるわけではないです。
今回はそのCoderDojo Umeda Studioの中から1番最新の作品を紹介します。
Ot, hello
こちらは子どもではなく、CoderDojoに参加してくれているメンターさんの作品です。Scratchでリバーシを作ってくれました。
このリバーシはバックミュージックが流れており石の置く場所によってバックミュージックの音が変化します。
また利用しているスプライトの数が少なく工夫されています。
1つのスプライトに3種類のコスチュームを設定しています。
boardスプライトがクリックされたら、石が配置できるかどうかを判定し、現在のユーザー(先行者/後攻者)を判定し、コスチュームを黒か白にしています。
少し前に変数を使うタイミングがわからないと質問を貰ったことがあります。
このリバーシを見てみるととてもたくさんの変数が使われています。
変数を見てみるとdebug, placeable, playerなどの変数が定義されています。
debugを1を設定するとデバッグ情報が出力されるようにしようとされたみたいですが、使ってはないようです。
placeableは石が配置可能かどうかを判断した結果を設定、playerは現在は先行者なのか後攻者なのかの情報を保持しています。
自分以外のコードを見るのは勉強になる
こうやって改めて自分以外の作品を見ると色々と勉強になります。
Scratchの良いところの1つは、公開されている作品を見て自分もチャレンジできるところだと思うんです!
CoderDojoの時間内でお互いのブロックを見る時間を設けても良いなと思いました。でも子ども達は自分の作品作りに熱中してるんで、他の子どもの作品にはあまり興味ないかもしれませんが・・・
CoderDojo大津がそろそろ開催???
https://zen.coderdojo.com/dojo/jp/otsu-shiga-prefecture/otsu-shiga
さて最後に話しはかわりますが、「Ot, hello」の作品を作ったdamassimaさんはCoderDojo大津を計画中!
1回目の開催の時には是非お手伝いしに行きたいなーって思っております!
damassimaさん、がんばれー!